日経ホームビルダー5月号の記事より 以前から個人的に警笛を鳴らしていた軒ゼロ住宅のことが住宅雑誌にも掲載されておりました。 雨が多く掛かる壁 気密性の高い壁 屋根と壁の取り合い 壁の通気出口 屋根の通気入り口 軒ゼロ住宅であっても、全てが雨漏りな…
創エネと省エネ。 この言葉は似ていますが、意味が全然違います。 創エネとは エネルギーを創り出すことを創エネと言います。 例えば、太陽光発電とか、風力発電とかです。 太陽光発電システムは太陽の光を元にして発電をしてエネルギーを創り出すシステムで…
今日は製造方法に関する窯のお話しです。 私達が瓦を製造する際に使う焼成炉(窯)にも種類があるんです。 桟瓦製造メーカーなどが所有している大きな焼成炉はトンネル窯と呼ばれます。 約100mくらいの長さがある窯で、台車が瓦を乗せた状態で中を通過してい…
今回は屋根の修理の中でもよくある谷樋(たにとい)について書きます。 谷ってどこなの? まず谷の場所ですが、屋根の合わさる部分で谷折りのところです。 っといってもなかなかイメージできないので、写真で説明しますね。 この写真で言うと④の部分です。 …
昨日の記事のことがなかなか頭から離れません。 屋根の修理は、やっぱり屋根専門店にお願いした方が良い。 - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ その後、調べてみると様々な被害に合われている方が多いようです。 これは、相談先がないからではないか…
先日、友人の屋根施工店さんのところでこんな画像が投稿されていました。 震災後の屋根修理を造園業者さんがやった工事だそうです。 そのずさんな工事により、屋根施工店さんに相談があり再修理をしたそうです。 私が言いたいのは造園業者さんが悪いとかでは…
さぁ住宅の新築を考え始めた頃って楽しいですよね。 リビングをこうしてぇ〜とか凄く楽しいですね! そんな楽しい今も大切ですが、奥さんご主人さんと少し先のことを一緒に考えてみることをオススメします。 住宅は一生涯で一番高価な買い物だ! なんて言葉…
瓦は釉薬と呼ばれるウワグスリをかけ、発色させ色を出します。 平板瓦ですと、黒色•銀色•茶色•緑色というのが基本色です。 山平|プラス1防災 こちらをご参照下さい。 釉薬の配合によってはどれくらい色を出すことができるのか? 展示会用にチャレンジした…
今日は屋根のムクリとソリの話です。 屋根の形のことなんです。 普通の屋根だけではなく、むくり屋根と、そり屋根があります むくり屋根 膨らんでる屋根がむくり屋根と言います。 独特の屋根が美しいですね 曲線美です! そり屋根 お寺などに多い屋根です。 …
今日は会社の新しいカタログが完成したのでお知らせします。 今回は山平の平板瓦、AN-3(エイエヌスリー)、プラス1防災、カントリー調。 以上の3つのカタログです。 AN-3(エイエヌスリー) 表面です。 表は今回は現代和風をテーマにデザインしています。 …
瓦ってこんなこともできるんですよぉ~ 瓦で「瓦」の文字を屋根に表現。 まさに瓦店さんだと!! 屋根から主張してるのですね。 他にも目にしたことがあるのは・・・ 「コーヒー」 喫茶店なんでしょうね。 写真がないのが残念です。 アイデア次第で屋根にも…
商品名のネーミングシリーズ最終章?(笑) 前回までの商品名は下記よりご確認下さい。 AN-3(エイエヌスリー)の名前の由来について書いてみます。(動画あり) - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ SL(エスエル)瓦ってなんで、SLって言うの? - 住ま…
屋根材に求められる性能について考えてみると、一番最初に重いつくのは・・・ 雨から守る、雨漏りしないこと これが一番大事です。 屋根は大切な家族を守るためのものですから、当然といえば当然です。 今の屋根材は技術も進化していますし、ある程度の防水…
住宅のスタイルの中で、南欧風・プロヴァンス風というジャンルがあります。 これはフランスのプロヴァンス地方に多い建物のスタイルを真似たスタイルの建物のことです。 白い壁に、赤系の少し屋根に色のムラがある青い空に似合うスタイルですね。 フランス・…
観光スポットの話もこれで一段落となります。 今回はタイトルにもありますように、横浜赤レンガ倉庫です。 赤レンガ倉庫について少し調べてみると、もともとは明治から大正時代にかけて建設された建物です。 横浜税関の保税倉庫だったそうです。 保税倉庫と…
歌舞伎座に続いて横浜中華街に観光に行ったのですが、やはり特徴的な屋根がありました。 象徴的な中華街の門ですね。 色が鮮やかで目を引きますよね。 注目していただきたいのは、軒先の瓦なんです!!! 門以外のところにも瓦が使われているところは、たく…
GWをいかがお過ごしでしょうか? 私は毎年学生時代の仲間との予定があり、家族で上京するのがお決まりのパターンです。 せっかくだからと観光もするのですが、やっぱり屋根を気にして見てしまいます(笑)。 今回はどうしても見ておきたかったのが銀座にある…
商品名の秘密に迫るシリーズのようになってきております。 SL(エスエル)の名前の由来は? 実はSL瓦には2つの意味が込められています。 1.商品のサイズによる意味 これは見た目のサイズ感によるネーミングですが、S形瓦のロングサイズの意味によるSL。 ↑…
今日は自社商品のことを少し書きたいと思います。 たまに聞かれるのですが・・・ なんでAN-3(エイエヌスリー)なの? AN-1ってあるの?なんて聞かれることもあります(笑)。 AN-1は存在しません!!! 実はAN-3のANは安心のアンなんです!!! そしてAN-3はA…
GWということで、観光に出掛けるには良い季節になってきましたね。 そんな中で、たまたま友人とのやりとりの中でのことを記事にします。 名古屋城の瓦はなんで緑色なの? 正確に言いますと・・・ まず、名古屋城の緑色は瓦ではありません!!! 驚かれますよ…
屋根の上には様々な人の想いが込められています。 たとえば、火事除けの願いが込められて水にまつわるものが乗っていたりします。 そんな中で鬼瓦とは別なものなのですが、怖い顔をして睨みを効かせている像があります。 鐘馗(しょうき)さんと呼ばれていま…
以前軒先瓦の種類について書いてみたのですが、今回は袖瓦についてお伝えしたいと思います。 J形瓦(和瓦)のバリエーションについて書いてみます。 実はJ形瓦はいろんな場所でオリジナリティを出すことができる瓦なのです。 袖瓦ってどこの部分? 袖部分に…
私たち瓦業界も昔は三州瓦の組合でCMをしていた時代があります。 私が覚えているのは、植木等さんと、谷啓さんの共演したCMです。 かわらぬ仲間、かわらぬ瓦。 それでは、YOUTUBEで見つけましたのでどうぞ。 30s 植木等 谷啓 CM 2003年 三州瓦 - YouTube 何…
屋根工事の流れは、私達にとっては当たり前のことですが、どういう流れになるのか初めての方は不安なのだと思います。 この流れを知って少しでも安心していただきたいと思って、書いてみます。 屋根の全面葺き替え工事に関しての流れで説明します。 今屋根に…
街を歩いていても、ついつい屋根を見てしまう私ですが、お店の玄関先もちょっと瓦があるだけで雰囲気が変わります。先日も東京の商店街でも見つけたのでパシャリ。名古屋の駅前でも見つけたのでパシャリ。入口の上に本のちょっと瓦が使われているだけですが…
最近デザイナーズ住宅などで、軒の出がない家が増えてきている気がします。 そこで、軒先の出がない家のメリット・デメリットについて考えてみました。 一長一短ありますが、各家庭によって状況が違いますので、この点を踏まえて判断をする際の参考にしてい…
瓦にも色の流行があり、瓦の色によって年代が分かるものもあります。 色の名前で言いますと、青緑(せいろく)・青銅(せいどう)・マロンピンク。 これは約30年ほど前に非常に多かった色です。 青緑(せいろく)色 これが青緑色の一枚の画像です。 青色の瓦…
棟の部分には瓦同士の間の空間を埋めるために漆喰(しっくい)や、ナンバンと呼ばれる物や土が防水のために詰められています。 地域によってはモルタルを混ぜることもあります。 この漆喰がないと雨が入ってしまうことがあるために、雨水のの侵入を防ぐため…
今後しばらく、屋根の修理、屋根のリフォームについて書いていこうと思います。屋根の修理は、分からないことだらけだと思います。その困りごとの解決のヒントになればと思います。瓦は一枚からでも交換できます。上の写真のように、何かの衝撃などで一枚だ…
地元の鬼瓦の職人(鬼師)さんの工房に寄らせてもらって聞いた話です。 何気なく鬼瓦を見ていると・・・ カッコイイなぁ~。 あれ? よく見るとハート型がある! なんでこんなにカワイイハート型が付いてるんでしょうねぇ? 以前から思っていた素朴な疑問を…