屋根からできる創エネと省エネ
創エネと省エネ。
この言葉は似ていますが、意味が全然違います。
創エネとは
エネルギーを創り出すことを創エネと言います。
太陽光発電システムは太陽の光を元にして発電をしてエネルギーを創り出すシステムです。
最近は屋根の上に載せて売電するという考え方も定着しつつありますね。
また、風力発電というものもあります。
風の力を利用し、羽根を回しエネルギーを生み出します。
こういったエネルギーを創り出すことを創エネと言います。
省エネとは
こちらは創り出すのではなく、エネルギーの無駄な消費を抑えようという考え方です。
例えば、使わない時は部屋の電気を消すとか、ムダを省く考え方のことです。
屋根でも省エネを実現するアイテムがあります。
天窓(てんまど)・トップライトと呼ばれます。
屋根面に窓をはめ込むようなものです。
風を屋根から取り入れることによって涼しい空気、通風を確保します。
また外の明かりを室内に効果的に取り込むことができ、照明を節約できます。
トップライトの魅力は通風性が横についている窓の4倍。
そして採光性が横についている窓の3倍もあるんです。
窓を開けて新鮮な空気を循環させることによってエアコンの使用量を抑えることもできるアイテムです。
屋根面に穴を開けることになるので、防水に関する心配はありますが、きちんとした施工を行えば問題ありません。
防水部分のメンテナンスも定期的にする必要はあると思います。
住宅も建てたら建てっぱなしではなく、定期的にメンテナンスをしてあげることによって家の寿命も伸ばすことが可能です。
人間と同じでメンテナンスは気にかけてあげて下さいね。
今日は屋根からもできる創エネと省エネの話でした。