瓦の色でもだいたいの年代が分かるので屋根の修理のタイミングの目安にして下さい。
瓦にも色の流行があり、瓦の色によって年代が分かるものもあります。
色の名前で言いますと、青緑(せいろく)・青銅(せいどう)・マロンピンク。
これは約30年ほど前に非常に多かった色です。
青緑(せいろく)色
これが青緑色の一枚の画像です。
青色の瓦といえば、この青緑色です!
ガラス質の多いテカリのある青色です。
葺き上がりは独特の青の陰影が美しい海のようなイメージです。
青銅(せいどう)色
実は緑色なんです!!!
コレは瓦業界に入ったころ青緑と青銅をよく間違えました・・・
ガラス質の多い、緑色の瓦です。
独特の深みのある緑ですが、太陽光に当たると風合いが変わって面白い屋根です。
マロンピンク色
これは引っ掛け問題ではなく、普通に想像通りの色ですね。
ガラス質の多いテカリのある色ですね。
青緑・青銅・マロンピンクの年代
こちらの色を使われている屋根は全てではありませんが、30~40年くらい前の住宅が多いです。
この頃はガラス質の光沢のある色が流行色でした。
昔は、色の発色で出せる色が少なく、画期的な色だったんだと思います。
30年前の施工方法ですと全数緊結がされていない時代でもありますので、昨日の記事のように棟部分のシックイ修理をされたことはあると思いますが、時々チェックをオススメします。
また、棟部分が長年の疲れで、ズレてきている可能性もありますので、目視で確認下さい。
棟が蛇行して波が打っていたら、ご注意ください。
棟の歪みの例です。
私達が修理などができるエリアは限られておりますが、お近くの屋根工事店さんをご紹介することはできますので、お気軽にご相談下さい。
画像は【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥さん、郡上、関市で屋根リフォームをするなら|渡辺瓦店さんよりお借りしました。