鬼瓦製作実演 どうやって鬼瓦って作るんだろう?
建築建材展の三州瓦ブース内で鬼面鬼瓦の製作実演をしておりました。
多くの方が足を止めて話し掛けたり、写真を撮ってくれてました。
鬼師の山下氏による製作実演を画像を使ってご紹介します。
まずはベースとなる背中部分です。
ここに粘土を手で盛っていきながら形を作っていきます。
粘土でパーツを付けていきます。
この時は動画も撮影させてもらったので、ご紹介です
鬼師さんの手際の良さは、さすがですね。
ドンドンとパーツを盛っていきます
もうだいぶ鬼の顔になってきましたね
さぁここまできたらヘラも使っていきます
顔がハッキリし始めてきました
ヘラを駆使して形を整えていきます。
ヘラで表面を擦って表面をキレイにしていく作業のことを磨くといいます
では、磨きを動画でご紹介します
繊細な作業ですよね?
表面を磨いてキレイにしていくと、燻しのノリがよくなり美しい色になります。
っということで、磨き終わりますと…
凄くキレイになりますね!
繊細な鬼師の技が伝わりましたか?
そして鬼師さんによって顔の表情も違ったりします。
これはまた違う鬼瓦ですが、表情の違いを感じていただけましたか?
これを乾燥させていくと段々白く乾燥していきます
下のヒゲの部分が白く乾燥し始めてます。
会場が非常に乾燥しているので、早く乾燥してしまって、表面に亀裂が入ってしまいました。
鬼師さんの工房では、ジックリ乾燥させるために湿度の調整をしたり、シートを掛けたり乾燥の仕方を調整していきます。
乾燥させて燻し瓦に焼き上げると完成です!
鬼瓦の作り方でした。
繊細な鬼師さんの作業が伝わりましたでしょうか?