メーターモジュールと尺モジュールの違い
住宅会社さんとお話をしていると「ウチはメーターモジュールだからさぁ~」なんて言われて、「なんだろう?」って思われたことはありませんか?
モジュールって何?
モジュールとは基準寸法のことです。
間取りなどを考える際に、方眼紙を使うことが多いのですが、この1マスがモジュールと考えても良いと思います。
尺モジュールは基準寸法を従来の尺貫法を基にして910ミリを基準にします。
メーターモジュールは基準寸法を1メートルとした考え方です。
これはそれぞれの住宅会社さんによって考え方が違います。
どちらも一長一短あるので、どちらが良いというのは、家庭によって違うと思いますので、総合的に判断して下さい。
メーターモジュール
尺モジュールよりも廊下等が広くできる。
全体的に尺モジュールよりも広い。
逆に言えば、居室スペース以外のところが広くなってしまう。
尺モジュールと同じ間取りにすると一回り大きくなるためそのままだと割高になるため、間取りの調整が必要。
和室が作りにくい。
尺モジュール
メーターモジュールの逆になります。
メーターモジュールと比べると少し狭くなる。
コンパクトな間取りができる
タタミの寸法のあった和室ができる。
どちらも1マスが基準ですが0.5マスというのも可能です。
例えば尺モジュールで廊下幅を1.5にすればメーターモジュールよりも広くなってります。
っとなると後は、敷地に合わせたサイズ。
そして家族にとって必要な間取りが実現できるかでご判断下さい。
今日はモジュールの話でした。