住宅のいろんな工法 鉄骨造ってなんだろう?
住まいづくりサポーター屋根係のブログへようこそ。
元住宅営業マンだった私が工法を一つ一つ説明する企画第5弾です!
大きく分けると全部で6つの工法がありますが、全体の説明は下記より参照下さい。
住宅にはいろんな工法があるけど、どの工法がいいんだろう? - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ
今回は5.鉄骨造(てっこつぞう)について説明します。
鉄骨造は躯体に鉄骨を使用して、耐震性に優れた住まいづくりをする工法です。
構造
鉄骨の工法には、柱や梁などに軽量鉄骨を使い、これに外壁パネルを取り付ける軸組方式と、柱を使用せずに外壁パネル自体を耐力壁として組み立てるパネル方式、さらに両方を併用する鉄骨軸組パネル方式の3つがあり、最もポピュラーなのが軸組方式です。
特長
鉄骨は品質が安定しており、木やコンクリートのように強度や耐久性のばらつきが少ないので、構造計算通りに家を建てることができます。
鉄骨造の建物は基本構造を損なうことなく増改築ができるなど、プランニングの自由度は、木造軸組についで大会のが魅力です。
チェックポイント
- 鉄骨部分の防錆処理をしっかりと行う必要があります。
- 鉄骨は粘りが強いため、部材が途中で折れることがありません。
まとめ(私見たっぷり)
鉄骨の特性である品質の安定は魅力です。
ただし、防錆や湿気に関しては注意を払う必要があります。
錆びてしまっては、いかに鉄骨といえどもボロボロになってしまいます。
感覚的な部分になりますが、木のぬくもりや温かみは出せません。
鉄骨自体が冷えますので、断熱をしっかり行っているかの確認をオススメします。
増改築の際には、構造躯体の鉄骨とつなぎ部分が木材になる場合は注意が必要。