住宅のいろんな工法 木造軸組工法(もくぞうじくぐみ)ってどんな特徴があるんだろう?
住まいづくりサポーター屋根係のブログへようこそ。
元住宅営業マンだった私が工法を一つ一つ説明したいと思います。
大きく分けると全部で6つの工法がありますが、全体の説明は下記より参照下さい。
住宅にはいろんな工法があるけど、どの工法がいいんだろう? - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ
今回は1.木造軸組工法(もくぞうじくぐみ)について説明します。
プランニングの自由性に優れた日本の伝統的工法です。
構造
日本に伝統的に伝わる、木の味わいを活かした工法で、在来工法(ざいらい)とも呼ばれています。
土台の上に垂直に柱を立てて、梁(はり)、桁(けた)、筋交い(すじかい)で骨組みをつくり、角材や板を縦横に組み合わせて家の構造をつくりあげます。
特長
この工法では柱や梁の位置、長さが自由に決められるので、他の工法に比べてプランニングの自由度が高く、自分の希望にかなった間取りやデザインの家をつくることができます。
また、構造材が取り替えやすいので、増改築などのリフォームに適しています。
ライフスタイルの変化にもフレキシブルに対応できます。
チェックポイント
- 他の工法に比べ、設計・施工者の技術水準によって、品質が左右されるところがあります。
まとめ(私見たっぷり)
大工さん、建築屋さんの技術力を見極める必要があるのですが、現在はプレカットされた部材が多いので、品質差は以前よりもないと思って大丈夫。
信頼できる住宅会社さんかどうかを自分で見極める必要あり。
建築途中の現場を見に行かせてもらって、整理整頓されているか確認すると良い。
良い職人さんは現場での道具の管理や清掃が行き届いている方が多い。
住宅は長い年月住むことを考えると、リフォームでの増改築なども視野に入れておくと在来工法が融通が利きやすい。
個人的には、やはり木造の柱が好きなので、オススメです。