火事に一番強い屋根材は瓦です。(不燃材料認定番号がつかない訳)
設計士の方から「瓦の不燃材料認定番号を教えて下さい」と質問を受けることがあります。
実は、瓦には不燃材料認定番号はありません。
なぜならば・・・
燃えないからです(笑)
どういうことかと言いますと、三州瓦は最高温度1,120~1,150℃という高温で焼き上げているため燃えません。
国からも建築基準法第2条第9項に基づき国土交通省告示第1400号において不燃材として定義されています。
っということで、建築確認申請時には瓦と記入いただければ大丈夫です。
そもそも不燃材料認定番号は、燃えるものを燃えにくくしてあり、試験により何分耐火などと試験されて認定を受けたことを証明する番号なのです。
ですから、もともと燃えない瓦は不燃材なのです。
瓦が一般に拡まった理由の一つが防火対策ですから火事には一番強い屋根材です。
瓦の普及の陰の功労者は大岡越前守忠相。 - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ
↑過去記事ですが、こちらからも瓦が拡まった理由が書いてあります。