住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ

三州瓦メーカー(株)山平のブログです。平板陶器瓦を中心に製造をしている会社です。

雨の日の玄関は濡れやすいので庇の長さが重要です

今回は、住まいの計画の中で忘れやすい玄関の庇について書きます。

以前、住宅における軒の重要性を書きましたが、今回は特に玄関です! 
雨の日にしか気にならないので、忘れがちなのですが、玄関庇がないと大変ですよ。
 
もし、何もないと玄関を開けたら雨が吹き込んで来ます!
濡れてしまうので、玄関の中から傘を差しながら出ることになりそうですね。
普通はこんなことにならないようにちゃんと玄関に庇は付いてます。
たまたま市内で玄関庇のついていないアパートを見てビックリしちゃったんです。
きっとコストダウンなんだろうなと、外観を見て思ったのですが、住人の方は大変だと思います。
 
玄関庇はどれくらいの広さが必要なのか?
個人的には1500mm程度出ていると良いと思います。
この寸法としては、基準寸法の910mm+軒先の出600mmです。
910ですと玄関先の扉のサイズが800mmくらいだと扉と同じくらいですと濡れちゃいますので、+αが欲しいです。

f:id:jovi1kamiya:20101019114052j:plain欲を言えばもう少し欲しいところですが、これくらいはあると玄関は濡れずに済むと思います。

晴れている時にはなかなか気づかないことですが、雨のことも考えて、玄関には庇をつけて下さいね。