雪の日に気をつけた方がいいこと 屋根からの雪編
先週に引き続いて今週も全国的に大雪となりましたね。
前回は雪が屋根から落ちてくること、防ぎ方について少し書かせていただきました。
屋根の上から雪が落ちてきてお困りの方へ - 住まいづくりサポーター屋根係の瓦ブログ
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今回は、家に関することではなく、日常生活の中で気をつける点を書きます。
雪が降り終わったあとにご注意いただきたいことです。
それは軒先と呼ばれる屋根の先端から屋根上の雪が落ちてくる場合があるからです。
このように屋根上の雪が少し溶け始めると滑って落ちてくるんですね。
雪が溶けて落ちてくるタイミングっていつなの?
実は雪が降ってる時ではないんです。
雪が止んで溶け始めた時が一番落ちてきます。
雪が積もっている間は、屋根材の表面との摩擦力で落ちないことが多いのですが、溶け始めて水が出ると表面と雪の間の摩擦力が低下し滑り落ちます。
ですから、雪が溶けて雨になった時が一番危険です。
こうやって滑ってきます。
これは他の屋根材でも同じ現象ですから、雨に変わった時は軒先を歩かないように注意して下さい。
濡れないように壁の近くを歩きたくなる気持ちは分かりますが、ふと上を見上げると・・・
雪がせり出してきていることがありますのでご注意を!
圧縮された雪や、水を含んだ雪は意外と固くて痛いですよ。
凍結した雪の塊はケガをすると思います。
車の停める場所にも注意が必要
自宅などで駐車していて朝出勤しようとしたら車のボンネットが凹んでたなんて話も聞きます。
これは、屋根の上の雪が落ちてきて直撃した例です。
車を停める先の屋根の状態も確認してくださいね。
上を見上げたら屋根の軒がちょうどある場合は、雪が落ちてこないように少し距離を空けてください。
軒から真下に落ちる訳ではなく、放物線を描いて落ちてきますので、さらに距離を取って下さいね。
僕らの地方のように雪が年に1回2回しか降らない場合は、気をつけてその日を乗り切るという作戦もあります。
しかし、頻繁に起きる場合には、先日の雪止めの記事のように後から取り付けることをオススメします。
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